主

車を買おうとしているのなら、今乗っている車は売るんだろ?


客

ええ、もちろんそうよ。


主

その車、どこに売るつもりだい?


客

車を買う販売店でいいんじゃない?


主

それは販売店のいいお得意さんだな。

かつての俺と一緒だ。


客

どういうこと?


主

車販売店の下取り事情を知らないのか?


客

‥‥うん


主

いいか、よく聞け。

販売店は新車ディーラーだろうが中古車販売店であろうが、来店したお客に車を売って利益を得ている。

それはわかるな?


客

ええ、もちろんよ。


主

実は、販売店が、来店したお客から利益をあげる方法はもう一つある。

何だかわかるか?


客

え、何だろ?


主

販売店はお客から車を売ってもらえた場合、それを転売することでも利益を出している。

だから、お客の車を下取りできれば、2度おいしい

よって、どの営業マンも今お客が乗っている車を安値で下取りしたいと思っている

ポイント
新車・中古車販売店がお客から利益を得る方法は2つある!

・車両販売で利益を得る
・下取り車を仕入れる➞転売

客

そうだったんだ、知らなかった。


主

下取りの手法はこうだ。

お客が購入する車の価格が200万円だとする。

通常の値引き幅が20万円の車の場合、値引き交渉後に180万円前後の金額を提示してくるはずだ。

このとき、粘って交渉して170万円になったとすれば、相場より10万円も多く値引けたのだから、お客は大喜びして満足するだろう。

同じ理屈で、中古車の場合でも相場よりも安く販売することがある。

ところが、販売店は下取り車を使って帳尻合わせをしようとする

お客の車に60万円の価値がある場合でも、35万円くらいを下取り額として提示してきたりすることが多い。

本来より25万円も安いがお客にはそれがわからないからだ。

その結果、お客は購入する車両で10万円得をしていても、差し引きで考えると15万円の損をすることになる。


客

売却する車の相場を知らないと損するということね。


主

ある自動車雑誌には以下の事例が紹介されている。

<売却車両 平成20年式ヴォクシー 走行距離8.3万キロ>

<下取り査定額>
日産ディーラーA店:70万
日産ディーラーB店:70万
トヨタディーラー :56万

<ネットの車買取一括査定>
ネット査定94万➞売却価格96万

実際のページ

客

全く値段が違うわね

主

客は、購入する車の値引き交渉には大きなエネルギーを使う。

しかし、それに比べると自分の持っている車を売ることに関しては、あまり熱心ではない。

車屋はそれをよく知っているからここで利益をだしている。


客

こちらも知識をつけておかないとダメね。


主

車を買うときは、販売店に価格決定の権利・主導権がある。

相手の車だから当然のことだ。

しかし、売却しようとしているその車は誰のものだ?


客

それはお客のものでしょ。


主

そうだ。

自分の車なんだから価格決定の主導権はこちらが握ることができるし、そうあるべきだ。

自分の車の相場も知らないで販売店に下取りに出すなんて愚の骨頂と言える


客

じゃ、どうすればいいの?


主

さっきの本の事例と同じだよ。

車買取一括査定に査定を依頼することだ。


客

それを利用するとどんなメリットがあるの?


主

一括査定には2つのメリットがある。

一つ目のメリットは車の相場を把握できることだ。

多くの業者が見積もってくれるから、自分の車の相場を知ることができる。

それにより、販売店が下取り車に相場より低い値付けをした場合に売却を回避することができる。

あるいは、買い取り業者はこれくらいの金額を提示してきたと伝えれば、販売店も同等の金額を提示してくることもある。


客

なるほど。


主

2つ目のメリットは、競争原理が働いて高値が提示されやすいということだ。

車を買う時だって、ライバル車種や販売店同士を競合させることは常識だろ。


客

ええ、私もそうやって値引きを多くしてもらったわ。


主

だったら、売るときにも同じことをするんだ。

ライバルがいないのにすすんで高い金額を提示する販売店などあるはずがない。

個人的な経験から、10台の車を売れば8台はディーラーよりも買取専門店の方が高く買い取ってくれる。

一括査定の定番はかんたん車査定ガイドだろう。

簡単な車のデータ入力のみですぐに概算価格がわかる。