2代目ヴィッツ中古車



2代目ヴィッツは、2005年~2010年までトヨタ自動車から販売されていた5ドアのコンパクトカーである。

現在は中古車として流通している。

2代目ヴィッツ中古車のグレード構成

2代目ヴィッツの中古車を選ぶ際に最初にすべきことは、どのようなグレードで構成されているのかを理解するこだ。

2代目ヴィッツの排気量とグレード構成

ここがポイント!
排気量は3種類

  • 1000CC
  • 1300CC
  • 1500CC


2代目ヴィッツの排気量は1000CC、1300CC、1500CCの3種類が用意されており、各排気量ごとに2種ずつのグレードが設定されている。

排気量が多いほど維持費も高くなり燃費も劣るため、懐事情や目的によって選択するとよい。

4WDが設定されているのは1300CCのモデルのみであることに注意が必要だ。

エンジン排気量とグレード構成・価格
( )内は駆動方式と価格(単位は万円)を示す。

  • 1000CC
    (FF:105)
    (FF:115)
  • 1300CC
    (FF:122 4WD:138)
    (FF:138 4WD:155)
  • 1500CC
    (FF:140)
    RS(FF:159)

2代目ヴィッツ各グレードの装備と特徴

以下に、2代目ヴィッツ中古車の各グレードの装備とグレード毎の特徴を示す。

なお、「F」グレードは1000CC、1300CCの両方に存在するが、基本的には排気量が違うだけで装備はほぼ同一である。

グレード別基本装備

各グレードの基本装備
  • ホイール
  • 14インチスチールホイール
    「B」
    「F」
    15インチスチールホイール
    「X」
    「U」
    ※いずれもオプションで同サイズのアルミホイールの設定あり
    16インチアルミホイール
    「RS」
  • ヘッドライト
  • ハロゲン
    「B」
    「F」
    「X」
    「U」
    ディスチャージ
    「RS」
  • スマートキー
  • 設定なし
    「B]
    メーカーオプション
    「F」
    「X」
    「RS」
    標準装備
    「U」
  • ハンドル
  • ウレタン
    「B」
    「F」
    「X」
    「U」
    本革巻き
    「RS」

各グレードの解説

1000CCのモデルに設定された2代目ヴィッツ中古車の廉価版グレードにあたる。

通常、廉価版グレードは主要な装備が省略されているため購入者も少なく、お勧めできるものではない。

Bには以下の装備がないが、これはなかなかのストレスだろう。

「B」には装備されないもの

  1. ワイヤレスキー
  2. これがないと、車から離れるときにドアのカギ穴にキーを差してカギを閉めなくてはならない。
    開けるときも同様である。

  3. 電動格納ドアミラー
  4. これがないと、駐車場に停めるときなど、左右両側のドアミラーを手動で畳まなければならない。
    運転席側はまだしも、助手席側はわざわざ移動して折りたたむ必要がある。
    こんな操作をしている人はずいぶん長い間見たことがない。
    大きなストレスになるだろう。

  5. ホイールカバー
  6. これがないとスチールホイールがむき出しである。
    商用車のようなイメージのホイールだ。
    はっきり言ってかなりダサく見えるだろう。

    ホイール


【こんな人にお勧め】
とにかく安く中古車を買いたいという場合、この装備がなくても構わないという場合は「B」グレードを選択しても良いだろう。

飛び切り安いヴィッツの中古車を見つけたと思ったらこのグレードであるという場合が多いのが、装備を理解して納得した上で購入しないと後で後悔する。


ヴィッツの標準グレードであり、1000CCと1300CCのモデルが存在する。

Bにはなかった電動格納式ドアミラー、ワイヤレスキー、ホイルカバーが装着されており、コンパクトカーであることを考えれば何か不足して不便であると感じることはないだろう。

強いて言えば以下のことに気をつけるくらいだ。

「F」を選ぶ際に知っておくべきこと

  1. エアコンはマニュアルである
  2. オートエアコンではなく、マニュアルエアコンでもさほど不便だと感じることはないと思うが、マニュアルが嫌であればグレードを上げるしかない。

  3. 後部座席が分割して倒せない(1300CCは可能)
  4. シートアレンジ

    上記画像は後部座席の左側のみを分割可倒した際のものであるが、1000CCにおけるFグレードは後部座席が一体になっており、画像のように左右分割して倒すことが出来ない。

    ただし、左右分割型のメリットが出現するシチュエーションは、3人乗ったとき、かつ、大きな荷物を後部ラゲッジスペースに載せるときに片側のみを倒したいときである。

    このような場面は滅多にないと考えられることから、一体式でも不便と感じることは少ないであろう。


【こんな人にお勧め】
ヴィッツの売れ筋グレードであり、中古車車両も豊富に存在する。

中古車価格と内容のバランスも良く、最も購入しやすいお勧めのグレードと言える。

迷ったらこれを選んでおくのが無難だ。


1300CCまでのモデルにおけるトップグレードである。

Fに対して、主に以下の快適装備を追加している。

コンパクトカーとしては十分に豪華な装備と言える。

「U」に採用された豪華装備

  1. スマートキー
  2. キーを取り出すことなく鍵の施錠開錠ができる。
    これが装備されていると快適度は大幅にアップするだろう。

  3. イモビライザー
  4. 盗難防止に強力な効果を発揮。

  5. SRSサイド&カーテンエアバッグ
  6. 側面からの衝突対して乗員を保護する。
    特にコンパクトカーの場合にはこの装備はあったほうがよい。


【こんな人にお勧め】
スマートキー、サイドエアバッグ、イモビライザーが標準装備されたヴィッツで唯一のグレードである。

コンパクトカーといえども、装備に妥協したくない人はこのグレード一択だ。

もちろん、中古車価格も高めの設定となっている。


1500CCに設置された2グレードのうちのひとつであり、もう一方のグレードである「RS」はスポーツ走行を意識した特殊モデルであることを考えると、1500CCモデルを普段の足として購入したい場合はこのグレードしかない。

装備としては「F」に対して、主に以下の内容を追加したものである。

「F」から追加された装備

  1. タコメーター
  2. リヤシートが6:4に分割可倒
  3. エアコンがオート式


【こんな人にお勧め】
1500CCのヴィッツを日常ユースで選択したい人は消去法でこのグレードになるだろう。

もう一方の「RS」グレードは、趣味性が高く一般的なモデルではないからだ。

装備内容も「F」以上であり、当時のコンパクトカーとしては十分な内容だ。


RS

このモデルはヴィッツの中では異色のスポーツモデルである。

オートマだけではなく5MTの設定もあるスポーツグレードであり、前後ディスクブレーキ、16インチアルミホイール、専用エアロパーツ等を装備。

ヴィッツの中でも、このグレードだけは別扱いしたほうがよい。

「RS」の主要装備

  1. 16インチアルミホイール
  2. 見た目も走りもスポーツ走行用のアルミホイール。

  3. 前後ディスクブレーキ
  4. 通常のコンパクトカーはフロントのみがディスクブレーキであるが、RSは後輪にもディスクブレーキを採用し、制動力を高めている。

  5. 専用エアロパーツ
  6. 前後エアロバンパー、サイドマットガード、リヤルーフスポイラー、大型マフラカッターなどのスポーティーなエアロパーツを身にまとう。

  7. ディスチャージヘッドライト
  8. 見た目だけでなく実用的な満足度も高い。

  9. 本革巻きステアリングホイール
  10. コンパクトカーでありながらも本革巻きステアリングを採用。

    ヴィッツのイメージを覆す、走りに拘ったモデルと言える。


【こんな人にお勧め】
コンパクトカーでもスポーツ走行を楽しみたいならこのグレード。

他のグレードにはないスポーツ装備が採用されている。

2代目ヴィッツ中古車の内装・収納は?

運転席周り

内装1

注目ポイント
【オプティトロンメーター】

2代目ヴィッツは全車のメーターにオプティトロンメーターを標準装備している。

見た目が鮮やかで通常のアナログメーターよりも高級感がある。

【購入者の評価・口コミ】
オプティトロンメーターは高級感があってとても気に入っています。

ただし、日中でも光っているので、夕方に薄暗くなってきたときに、既にヘッドライトをつけているような錯覚が起こり、ライトの点灯が遅れたり忘れたりしてしまうので注意が必要です。

また、メータの位置が中央にあるので視線の移動量が多くなってしまい、人によっては気になる場合もあるでしょう。

【購入者の評価・口コミ】
新車価格が100万円を少し超える程度の車ですから、それを考えれば十分だと思います。

特にセンターコンソールのデザインはシンプルかつ機能的であり、なかなかおしゃれです。

Aピラーによって斜め前方の視界が妨げられ、右左折時に歩行者が見えないときがあるので注意が必要です。

車内全般

内装2

【購入者の評価・口コミ】
ドア周りスイッチ類付近の流線型のデザインが素敵で気に入っています。

その部分だけ色が白く、黒目の内装色とのコントラストも良いですね。

プラスチックの質感が‥と言う人も見かけますが、車体価格を数万円アップすれば改善可能でしょう。

しかし、ヴィッツはそのようなところにコストをかけるべき車ではないと思います。

収納・小物入れ

コンパクトカーは、言うまでもなく物理的なスペースが少ない。

これはその車種の欠点ではなく、コンパクトカー自体の宿命である。

しかし、そんな中でもヴィッツはデッドスペースを使い切り、収納ペースを確保している。

運転席アッパーボックス
運転席アッパーボックス

センターメーターで空いたステアリング前のインパネスペースを利用した。

カード3枚&コイン13枚を収納できるホルダーを右端に設置。


運転席アンダートレイ
運転席アンダートレイ

ハンドル下部のデッドスペースに設けた収納箇所。


センターマルチポケット
センターマルチポケット

センターコンソールの左右の空間にもこのような収納が。

運転席側・助手席側の両側に設置。


格納式カップホルダー
格納式カップホルダー

運転者・助手席者用のドリンクホルダー。

写真にはないが、後部座席者用に後部ドアの内側にも左右それぞれ用意されている。


助手席アッパー&グローブボックス
助手席アッパーボックス&グローブボックス

助手席のアッパーボックスにはボックスティッシュが入る。

その下のグローブボックスには車検証を入れるのが定番。


コンソールポケット
コンソールポケット

CDなどが入れられ、ボトルホルダーも用意されている。


助手席シートアンダートレイ
助手席シートアンダートレイ

靴などを入れるのに最適なトレイ。


買い物フック
買い物フック

コンビニ等で買い物をした袋を下げられる。


2代目ヴィッツ中古車の走りと燃費

エンジン性能と走行性能

まず、2代目ヴィッツ中古車はほとんどの場合は日常の足として使われるのであり、走行性能について語るべき車ではない(RSを除く)。

ここではエンジン性能と購入者の評価・口コミのみを紹介する。

2代目ヴィッツエンジン出力
kW(ps)
1000CC
52(71)
1300CC
64(87)
1500CC
81(110)
【購入者の評価・口コミ】
通常の移動には何の不満もありません。

ただ、CVTが若干ぎくしゃくすることはありますが、許容範囲内でしょう。

通勤・買い物等、十分に使えます。

燃費

2代目ヴィッツ中古車の燃費は当時のコンパクトカーとしては標準である。

ただし、近年、コンパクトカーの燃費は著しく向上しており、それらと比べたら劣る。

2代目ヴィッツ中古車の燃費
排気量
(CC)
カタログ燃費
(km/l)
実燃費
(km/l)
1000
22.0
約14
1300
19.6~21.5(FF)
16.0(4WD)
約14(FF)
約12(4WD)
1500
17.6~18.6
約12~14

2代目ヴィッツ中古車マイナーチェンジ・仕様変更の履歴

2005年12月 一部改良及び新グレード追加

一部改良の内容

従来モデルについて、主に以下の内容を改良した。

  • 対向車への眩惑を少なくする光軸調整用のマニュアルレベリング機能付きマルチリフレクターハロゲンヘッドランプを設定(対象グレード:F・U・X)
  • オートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプを設定(対象グレード:RS)
  • スマートキー・4スピーカーを標準装備(対象グレード:X)

新グレード「アイル(I’ll)」追加

1000CC及び13000CCにおける上位モデルとして「アイル(I’ll)」が追加設定された。

主な装備と当時の販売価格は以下のとおりである。

なお、1000CCのモデルはFFのみ、1300CCのモデルはFFと4WDが設定されている。

【「アイル(I’ll)」の装備】

  • 専用のフロントグリル・リヤエンブレム・シート(本革&スエード調ファブリック)&ドアトリム表皮(スエード調ファブリック)
  • 本革巻きのステアリングホイール・シフトノブを採用
  • 専用色5色を設定
  • フロントフォグランプ
  • 専用加飾ヘッドランプ
  • 専用フルホイールキャップ(14インチ・15インチ)
  • 専用センタークラスター(シャンパンシルバー/オーディオ・ヒーターコントロールパネル)
  • メッキ加飾インサイドドアハンドル
  • オプティトロンメーター(アンバー照明)
  • ルームランプ(足元照明)

「アイル(I’ll)」の価格
価格(万円)
1000CC
FF:136
1300CC
FF:144
4WD:161

2007年8月 マイナーチェンジ

2代目ヴィッツ中古車マイナーチェンジ

マイナーチェンジの内容は以下のとおりである。

なお、このマイナーチェンジにおいて「X」グレードが廃止された。

  • SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)を全車に標準装備
  • フロントのバンパー・グリル・ヘッドランプ、リヤのバンパー・コンビネーションランプの意匠を変更(RS以外のグレード)
  • ターンランプ付のドアミラーを全車に標準装備
  • 「快適温熱シート」を運転席に採用(「I’ll」・「U」)
  • 外装色の追加
  • 内装色の色を変更
  • 「RS」にパドルシフト(1.5L・Super CVT-i)を採用
  • 「RS」に1300CCのモデルを追加設定

2008年9月 一部改良及び「RS」マイナーチェンジ

一部改良の内容

「RS」以外のグレードについて、以下の改良を行った。

  • ホイールキャップ・アルミホイールの意匠を変更
  • 新色イエローを設定

「RS」のマイナーチェンジ

このRSに対するマイナーチェンジは主に外観に関するとなっている。

  • フロント・リヤバンパー等の外装の変更
  • 5MT車のシフトノブデザイン変更

【ここにも注意】

上記には示していないが、以下の点にも注意が必要だ。

  • ボディーカラーの変更は頻繁に行われていた
  • 特別仕様車として多数の種類の販売実績がある

2代目ヴィッツ(2005年~2010年式)中古車価格相場【2018年上半期】

年式 中古車価格
最多価格帯
(万円)
2010年
40万円台
2009年
30万円台
2008年
30万円台
2007年
20万円台
2006年
20万円台
2005年
20万円台

ライバルのフィットと比較せよ!

ヴィッツのライバルと言えばホンダのフィットだ。

ヴィッツの中古車を考えているのであれば、こちらも検討すべきだろう。

下記ページを見て大いに検討していただきたい。

2代目フィット(GE型)中古車の価格相場・燃費・内装・口コミ・評価!