【中古車購入用】CX-8は2019年にマイナーチェンジ!値段やグレードの違いを比較!
CX-8の中古車を買う時に気になるのが以下のような新車時代の価格やグレードによる装備の違い、売れ筋グレードなどだろう。
- CX-8はいくらだったの?新車の値段表を見たい!
- CX-8のグレードによる装備の違いはどこ?
- CX-8で新車時に売れ筋・人気のグレードとその販売割合・比率は?
当ブログではCX-8の中古車購入者向けに、新車時の値段やグレードによる装備の違いをわかりやすく解説します!
注意
CX-8は毎年のように年次改良が行われるので、グレードのラインナップや新車価格も年式ごとに若干異なります。
ここでは、2020年11時点で発売されていた「新車」の車両に対して、新車価格やグレードによる違いを解説しますので中古車購入時に参考にしてください。
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2019年10月にマイナーチェンジ(年次改良)したCX-8のグレード構成と新車値段表!
2019年10月に年次改良されたCX-8は、主に以下の内容が変更された。
- パワートレインの追加
ガソリン、ガソリンターボ、ディーゼルエンジンという全てのパワートレインでFFと4WDが選べるようになった - オフロードトラクションアシスト
悪路で車輪がスタックしても、最適な駆動配分によりスムースに脱出 - センターディスプレイの大型化
従来の7インチから8インチへ拡大 - 新グレード設定
ディーゼル車にSパッケージを新設定 - 特別仕様車の設定
ガソリンターボとディーゼル車には特別仕様車XDエクスクルーシブモードが設定
CX-8ディーゼル車のグレード一覧と新車値段表
上述した通り、CX-8は2019年10月のマイナーチェンジ(年次改良)新グレードが追加設定され、3グレード+特別仕様車という構成となった。
グレード | 駆動 | 値段 (万円) |
---|---|---|
XD
プロアクティブ |
FF
|
382.8
|
4WD
|
406.5
|
|
XD
プロアクティブ Sパッケージ |
FF
|
400.0
|
4WD
|
423.6
|
|
XD
プロアクティブ Lパッケージ |
FF
|
443.4
|
4WD
|
467.1
|
|
特別仕様車
XDエクス クルーシブ モード |
FF
|
465.4
|
4WD
|
489.1
|
なお、廉価グレードのXDは廃止された。
CX-8ガソリン車のグレード一覧と新車値段表
2019年10月のマイナーチェンジ(年次改良)で2.5ターボモデルにFF、2.5ガソリンモデルに4WDが新設定され、全グレードでFFと4WDが選択できるようになった。
特別仕様車エクスクルーシブモードは、2.5ガソリンに設定がないことに注意。
グレード | 駆動 | 値段 (万円) |
---|---|---|
25T
Lパッケージ |
FF
|
435.3
|
4WD
|
458.9
|
|
特別仕様車
25Tエクス クルーシブ モード |
FF
|
457.3
|
4WD
|
480.9
|
グレード | 駆動 | 値段 (万円) |
---|---|---|
25S
|
FF
|
294.8
|
4WD
|
318.5
|
|
25S
プロアクティブ |
FF
|
340.7
|
4WD
|
364.3
|
|
25S
Lパッケージ |
FF
|
396.9
|
4WD
|
420.5
|
ガソリン車とディーゼル車、どちらのCX-8を選ぶ?
2018年10月のマイナーチェンジまで、CX-8のエンジンは2200CCのガソリンエンジンのみであった。
そこに2種類のガソリンエンジンが加わったので、CX-8ではパワートレインの選択に迷う人もいるだろう。
そこで、どのCX-8を選ぶべきか、以下の4つの項目で判定する。
- 値段
- 燃費
- 静粛性
- 走り
CX-8の燃費はディーゼル車のほうがよい
CX-8のパワートレイン選びに影響を与えるのが燃費だ。
ディーゼル車は軽油を使用しているため燃料単価が安いことはもちろん、燃費もよい。
駆動 | WLTC燃費 (km/l) |
|
---|---|---|
ガソリン
NA |
FF
|
12.4
|
4WD
|
12.2
|
|
ガソリン
ターボ |
FF
|
12.0
|
4WD
|
11.6
|
|
ディーゼル
ターボ |
FF
|
15.8
|
4WD
|
15.4
|
静粛性はガソリン車の方が優れる
CX-8に搭載されるディーゼルエンジンSKYACTIVE-D2.2は「ナチュラルサウンドスムーサー」「ナチュラルサウンド周波数コントロール」などによって、通常のディーゼル車と比較すると大幅にノックオンは低減されている。
それに加え、2018年10月のマイナーチェンジによって3列目周辺の遮音性が強化されたため、「ディーゼル車だからうるさい」という印象を持つ人は少ないだろう。
しかし、ガソリン車と相対的な比較をするとディーゼル車の方が音が大きいことは否定できず、静粛性はガソリン車のほうが優れる。
走行性能はガソリンターボとディーゼル車で互角
ガソリン車とディーゼル車の走行性能が互角と言っても、得意領域は異なる。
ディーゼル車は、アクセルを踏んだ瞬間に最大トルク45.9kgf・mを誇るSKYAKTIVE-D2.2が怒涛の加速を始めるが、高回転域では詰まった感じになり上は伸びない。
一方、ガソリンターボのSKYACTIVE-G2.5は発進時などの低回転域における力強さディーゼル車にかなわないが、高速道路などで多用する高回転域での伸びは勝る。
走行するシーンやエンジンフィーリングの好みで選択が変わるだろう。
なお、ターボではないガソリン車(NA)の加速性能が劣るのはやむを得ない。
以上の4項目からガソリン車とディーゼル車の優劣を判断すると1勝1敗2分けということで互角となった。
CX-8のグレードによる装備の違いとおすすめグレード
ここではCX-8のグレードによる装備の違いとおすすめのグレードを紹介するよ。
まずは、ディーゼル車から。
CX-8ディーゼル車のグレードによる装備の違い
下位グレードのXDはおすすめしない
2020年追記
XDは2019年10月の年次改良で廃止になっており、存在しません。
まずはCX-8の下位グレードなるXDだけど、これはどう?
このXDはおすすめではないな。
一つ上のグレードであるプロアクティブとは30万円以上あるけれども、値段差以上に装備が違うと感じるはずだ。
次の項目で示すけど、プロアクティブとの装備の違いはたくさんある。
プロアクティブは一番下のグレードだが、不満は少ない
2020年2月現在、ディーゼル車ではこのプロアクティブが一番下のグレードだが、2019年10月までは中間グレードだった。
よって、装備内容に不満は少なく、十分に満足できるグレードだ。
現在は廃止されているXDとの装備の違い(追加される装備)を見てみよう。
- アダプティブLEDヘッドライト
- レーンキープアシストシステム
- 交通標識認識システム
- ユニット内シグネチャーLEDランプ
- ドアミラーのオート格納機能
- アクティブ・ドライビング・ディスプレイ
- ステアリングヒーター
- 運転席パワーシート
- 助手席ラチェット式シートリフター
- 前席シートヒーター
- 7人乗りのセンターアームレストの充電用USB×2+小物入れ(6人乗りは設定なし)
- 6スピーカー(XDは4スピーカー)
- 19インチアルミホイール(XDは17インチ)
- CD/DVDプレーヤー+地上デジタルテレビチューナー
- リアドアウインドウサンシェード
- フロントコンソールアームレスト
- 360℃ビューモニター+フロントパーキングセンサー
- IRカットガラス
上記以外にも内装の加飾に少し違いがある。
ホイールはサイズだけでなく、以下のようにデザインにも違いがある。
一つ上のグレードであるSパッケージ(2019年の年次改良で新設定されたグレード)との値段の違いも少ないし、一番下のプロアクティブでも不満はなさそうね。
2019年10月の年次改良で新設定されたグレード「プロアクティブSパッケージ」
2019年10月の年次改良で新設定された「XDプロアクティブSパッケージ」。
XDプロアクティブとの違い・付加された装備は以下のとおりだ。
- シートの材質がクロス→レザーに変更
- 運転席&助手席シートベンチレーション
- 7インチマルチスピードメーター(TFTカラー)
- CD/DVDプレーヤー+地デジTVチューナー
- LEDフォグランプ
- ルームミラーがフレームレス
- サイドガーニッシュがブラック→ブライト
- ルーフレール
プロアクティブとの値段は17万円しか違いがないことを考えると、どうせならSパッケージを選びたくなるね。
CX-8のフラッグシップ「Lパッケージ」
最上級のLパッケージは、装備の充実というより内装が豪華という感じだね。
シートはベンツなどの高級車に採用されるナッパレザーも採用している。
車両本体も約400万円オーバーになるけど、高級車にも劣らない豪華仕様だね。
Sパッケージからは以下の装備が追加されている。
- シートがレザー→ナッパレザー
- ボーズサウンドシステム+10スピーカー
- ワンタッチウォークイン機構(7人乗り)
- サードシートに充電用USB端子×2
- アルミホイールが高輝度ダーク塗装
- 電動スライドガラスサンルーフ
- インテリアにサテンクロームメッキを使用するなど、加飾に違いあり
- 足元等、車内の間接照明がLED
内容は豪華だけど、Sパッケージよりも40万円以上高いので迷うところ。
2018年10月のマイナーチェンジでそれまでオプションだったBoseサウンドシステム+10スピーカーが標準装備になったこともあり、ディーゼル車のLパッケージは値段が25万円高くなってしまったからね。
特別仕様車XDエクスクルーシブモード
この特別仕様車XDエクスクルーシブモードも2019年10月の年次改良で新設定されたんだよね。
XDプロアクティブとの違いは、以下のとおり2列目シートだけだ。
- アームレスト付きコンソール
- パワーウォ―クイン機構
- 4Wayパワーシート
- シートベンチレーション
2列目を重視する人が選ぶグレードだね。
CX-8ガソリン車のグレードによる装備の違い
ガソリン車とディーゼル車では対応するグレード同じなら基本的に装備内容も概ね同一だ。
ただ、厳密に言うとガソリン車は以下のように装備が若干省かれる。
【下位グレードの違い】25Sではスマートキーではない
ガソリンNAの下位グレードにあたる25Sに関しては、ディーゼル車の同一グレードに該当する「XD」と比較して以下の装備が省かれる(2020年2月追記:前述のとおりXDは2019年10月に廃止されている)。
- スマートキー
- ヒーテッドドアミラー
- マルチインフォメーションディスプレイ
- セカンドシート・サードシートにおけるシートベルトのウォーニング機能
- スマートブレーキサポート及びマツダレーダークルーズコントロール
- ドライバーアテンションアラート
- リアフォグランプ
- ヘッドランプウォッシャー
- 大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯
- フロントワイパーデアイサー
スマートキーが装備されないのは割と大きな違いだよね。
【中級グレードの違い】プロアクティブの違いは少ない
中級グレードのプロアクティブ同士をガソリン車(25Sプロアクティブ)とディーゼル車(XDプロアクティブ)で比較した場合の違いは少ない(25Tはプロアクティブなし)。
ディーゼル車とガソリン車の装備の違いは以下のものだけだ。
- ディーゼル車にはドライブセレクションがない
- ガソリン車は360℃ビューモニター+フロントパーキングセンサーがない
【上級グレードの違い】Lパッケージ同士の違いもわずか
プロアクティブ同様、Lパッケージの場合もガソリン車(25S、25T)とディーゼル車の違いは少ない。
- ディーゼル車にはドライブセレクションがない
- 25Sはサンルーフがない
CX-8の売れ筋・人気グレードとその販売比率・割合
ところで、CX-8の人気グレードというか売れ筋グレードとその販売比率・割合を知りたいんだけど。
OK!
では、CX-8の最新売れ筋人気グレードとその販売割合のデータを以下に示すよ。
グレード | 比率・割合 |
---|---|
XD Lパッケージ
|
31.5%
|
XD プロアクティブ
|
30.3%
|
25S プロアクティブ
|
18.6%
|
CX-8の売れ筋グレードはディーゼル車が上位を占めているね。