【中古車】CX-5のディーゼル車とガソリン車の燃費を比較!4WDの実燃費は悪い?
CX-5の中古車を購入するときに気になるのが、燃費。
ここでは、CX-5の燃費情報をまとめていますので、中古車購入時に参考にしてください。
CX-5は商品改良が頻繁にあるので年式によって車の仕様やパワートレインのラインナップが異なることがありますが、ここでは、2020年11月時点において発売されていたCX-5新車についての燃費を掲載しています。
その前に、買い替えで処分する廃車があれば廃車買取専門店が断然有利であることを知っとかないと損するよ。
そんなお店があるんだね。
CX-5ディーゼル車(XD系)の燃費は、街乗り・高速とも良好
まずは、CX-5におけるディーゼル車(XD系グレード)のFFと4WDのカタログ燃費を比較してみる。
ディーゼル車のエンジンは1種類のみとなり、パワートレインが同じなら全グレード(XD/XD PROACTIVE/XD Lパッケージ/XD Exclusive Mode)において燃費は同一だ。
なお、2018年10月発表の一部改良でディーゼル車には6MTも追加されているよ。
駆動 | WLTC燃費 (km/l) |
|
---|---|---|
FF
|
AT
|
17.4
|
6MT
|
19.4
|
|
4WD
|
AT
|
16.6
|
6MT
|
18.6
|
ATと6MTの燃費の違いが大きいね。
これは、ATの燃費が悪いというよりは6MTの燃費が良いと考えるべきだろうね。
【月別に比較】e-燃費とみんカラで見るCX-5ディーゼル車(XD系)の実燃費
e-燃費とみんカラではCX-5オーナーの実燃費データが集計されている。
e-燃費では、FF、4WD、6MT、ATといった分類でディーゼル車(XD系)の実燃費が公開されているので見てみよう。
駆動 | 実燃費 (km/l) |
|
---|---|---|
FF
|
AT
|
14.2
|
6MT
|
15.5
|
|
4WD
|
AT
|
13.3
|
6MT
|
14.9
|
ただし、CX-5に限ったことではないが、実燃費は冬や夏に悪化する傾向にあるため、月別実燃費データを公開する。
なお、e-燃費では月別データが見れないので、月別データはみんカラのデータを使用。
月別実燃費は、FF・4WD・AT・6MTを合算した数値となっている。
月
|
実燃費
(km/l) |
---|---|
1月
|
13.8
|
2月
|
13.5
|
3月
|
13.8
|
4月
|
14.0
|
5月
|
14.4
|
6月
|
14.2
|
7月
|
13.7
|
8月
|
13.7
|
9月
|
13.9
|
10月
|
14.1
|
11月
|
14.1
|
12月
|
13.5
|
CX-5ディーゼル車(XD系)の実燃費は年平均で13~14km/l。
夏と冬に悪化する傾向にあるけど、他車と比較すると季節変動が小さいね。
2200CCのターボでこの燃費は優秀だよね。
高速と街乗りでは燃費は違うと思うけど、それについてはどう?
CX-5は、高速では街乗りと比較して2割程度燃費がアップして約16~18km/lまで向上する。
CX-5ガソリン車の燃費はディーゼル車と比較して悪い
続いては、ガソリン車の燃費を検証するよ。
CX-5のガソリン車のエンジンは下記3種類のラインナップだ。
- 2000CCのNA
- 2500CCのNA
- 2500CCのターボ(2018年10月に追加)
まずはCX-5ガソリン車のカタログ燃費(WLTC)を比較しよう。
CX-5ガソリン車(20S/25S/25T)のWLTCカタログ燃費を比較
CX-5ガソリン車のエンジンは3種類あるが、2000CCのNAはFFのみとなる(他は4WDの設定もあり)。
駆動 | 実燃費 (km/l) |
|
---|---|---|
25T
|
FF
|
12.6
|
4WD
|
12.2
|
|
25S
|
FF
|
13.8
|
4WD
|
13.0
|
|
20S
|
FF
|
14.6
|
CX-5の燃費は、ガソリン車のほうがディーゼル車より悪いね。
一般的にディーゼル車は燃費が良いからね。
実燃費は以下のとおりだ。
駆動 | 実燃費 (km/l) |
|
---|---|---|
25T
|
FF
|
10.3
|
4WD
|
9.4
|
|
25S
|
FF
|
11.2
|
4WD
|
10.8
|
|
20S
|
FF
|
10.4
|
25Sより20Sのほうが燃費が悪いの?
25Sの気筒休止システムの効果が高いのか、e-燃費ではなぜかそうなっているんだよね。
月別実燃費も以下に示すけど、データの都合上、2000CCと2500CCを全て混合したものになっている。
CX-5ガソリン車の実燃費を月別に比較
月
|
実燃費
(km/l) |
---|---|
1月
|
11.9
|
2月
|
11.2
|
3月
|
11.6
|
4月
|
11.9
|
5月
|
12.3
|
6月
|
12.0
|
7月
|
11.7
|
8月
|
11.8
|
9月
|
12.0
|
10月
|
12.0
|
11月
|
11.5
|
12月
|
10.9
|
CX-5はガソリン車も季節による燃費の変動が少ない結果と言える。
夏冬には、春秋と比較してもっと燃費が悪化することが一般的なんだ。
CX-5の燃費向上に貢献している装備を紹介
CX-5では、燃費を向上させる装備がいくつか用意されているので紹介する。
i-stop(全車標準装備)
「i-stop」はいわゆるアイドリングストップ機能だ。
アイドリングストップしていた時間や、節約した燃料によって延長走行できる距離などが燃費モニターに表示される。
気筒休止システム(2500CCガソリン車に標準装備)
2018年3月のマイナーチェンジで2500CCのガソリン車のみに採用された機能である。
高速道路での定速走行などでエンジン負荷が低い場合、4気筒のうち2気筒を休止させることで燃費を向上させている。
i-DM(全車標準装備)
CX-5の燃費は、メカ的な技術だけではなく運転方法によっても大きく変わることから、CX-5の燃費を向上させるためには上記に紹介したメカニカルな技術だけではなく、燃費を悪化させない運転方法も欠かすことが出来ない。
「i-DM」は、運転手にソフト面から燃費向上を促す機能と言え、次の2つから構成される。
- コーチング機能
- ティーチング機能
走行中の運転操作 (アクセル、ブレーキ、ハンドル) の状態をリアルタイムに診断し、ランプの色で運転操作状況を知らせる。
燃費に関する運転操作の評価が点数として表示されるほか、文字によるアドバイスも行う機能。
ドライブセレクションは燃費を悪化させる
ガソリン車には「ドライブセレクション」が全車標準装備となっている。
これは、シフトレバー横のスイッチで「SPORT」を選択した時、加速やパワーがアップするシステムだ。
当然、燃費は悪くなるので、燃費を重視する場合は使用を控えよう。
以上がCX-5の燃費に関する情報になりますが、良質な中古車を探すならズバット車販売がよいでしょう。