【中古車購入用】初代ヴェゼルの評価・評判は?辛口の口コミも
この記事は、初代ヴェゼルが新車で発売されていた当時に、新車購入者向けに執筆した情報(2020年執筆)を、2021年になって中古車購入者向けに一部だけリライトしたものになります。
マイナーチェンジや一部改良により、年式によって装備・グレードが異なりますが、当記事は初代ヴェゼル最終型の情報になります。
2019年1月31日にターボグレードとなる「ツーリング」が追加されたホンダの初代ヴェゼル。
この初代ヴェゼルの中古車を買うときに事前に確認しておくべきことは、実際にヴェゼルを買った人の評価・評判だ。
当ブログでは、管理人の人脈を生かして、購入者や関係者から直接聞いた初代ヴェゼルの評価・評判をまとめてみた。
辛口の口コミもあり。
その前に、買い替えで処分する廃車があれば廃車買取専門店が断然有利であることを知っておいてね。
そんなお店があるんだね。
初代ヴェゼルのエクステリアの評価は普通~やや良い
「マイナーチェンジでヘッドライトがカッコよくなった」と評判
マイナーチェンジ前よりも明らかにカッコよくなって気に入っています。
これが全グレードに標準装備というのですから、初代ヴェゼルのコスパは最高だと思いますね。』
マイナーチェンジで採用されたこのインラインタイプのLEDヘッドライトは評判が良いね。
マイナーチェンジではフロントバンパー・グリルのデザインも変更になり、見た目が明らかにカッコよくなってる。
ただ、こんな辛口の口コミ評価もある。
「シーケンシャルターンランプを採用すべきだった」という辛口の評価
マイナーチェンジでのLEDヘッドライトのインライン化もいいですが、シーケンシャルターンランプを優先して採用すべきだったのではないでしょうか。
初代ヴェゼルのオーナーは誰もがC-HRのシーケンシャルターンランプを羨ましいと思っていますよ。』
あの流れるウインカーは確かにかっこいい。
オプションでもいいから初代ヴェゼルにも設定して欲しかったね。
リヤドアのアウターハンドルは賛否両論の口コミ
コンパクトSUVでは、このようにリヤドアを小さく見えるようにデザインしないと”おしりでっかち”に見えてしまいます。
某M社の新型車と迷いましたが、初代ヴェゼルに決めた理由の一つはリヤドア周りのデザインのよさですね。』
初代ヴェゼルのデザインの特徴のひとつがリヤドアのアウターハンドルだ。
ウインドウフレームに溶け込むようにデザインされていて、初見の人は2ドアに見えるだろう。
見た目ではカッコいいが、通常の位置と違う場所に取り付けることによる弊害も全くないわけではない。
デザインはすっきりしていますが、背の低い子供にとっては使い勝手が良くないですね。』
伝統的に受け継がれているデザインや形状には理由があるのだと考えさせられる。
大人が開閉するには全く問題ないけど、万人の使い勝手を考えたら通常の位置と形状がベストだろうね。
初代ヴェゼルの内装は平均的との評判
初代ヴェゼルの内装は、クラス平均という評価・口コミが多い。
細かい指摘はあるが、大きな欠点は見当たらない。
「収納は少な目」という口コミ
リヤにボックスティッシュを置く場所がないので、せめてラッゲージルームハードボード(後部荷室の上下仕切り板)は全車標準装備にして欲しかった(初代ヴェゼルは上位グレードのみに装備)。
後部荷室は広いのですから、有効に使えるようにして欲しいです。』
収納については、初代ヴェゼルに限らずこのクラス全般的に少な目であり、他車でも同様の口コミはあるね。
しかし、後部の荷室を上下に区切るラッゲージルームハードボードは下位グレードでもせめてオプションにして欲しかったところだ。
C-HRでは全グレード標準装備だしね。
「初代ヴェゼルの後席シートは長所と短所がある」との評判
後席シートをチップアップさせると高さは1265mmにもなります。
後部荷室の高さは830mmですから、高さのある荷物を積載するのに便利です。
分割して片側だけ座面を持ち上げることもできますよ。
後席シートのチップアップは、センタータンクレイアウトである初代ヴェゼルの長所を生かした機能と言える。
一方で、後席シートには以下のような口コミもある。
後ろの荷室が広いのだから、もう少しリクライニングできるように設計できなかったのでしょうか?』
最後発のエクリプスクロスは9段階にリクライニングできるが、初代ヴェゼルは基本設計がやや古くなってきているからねえ。
デビュー当時はC-HRもエクリプスクロスもいなくて、ライバルなしの状態だったけど。
こんな口コミもあり
強いて言うならば、室内灯も全グレードでLEDになっているところはいいですね。
ヘッドライトも全グレードでLEDですし、初代ヴェゼルの価格を考えると良心的だと思います。』
「価格の割に初代ヴェゼルの装備は充実している」との評価が圧倒的
初代ヴェゼルガソリン車の最低グレードは、わすか207.5万円ですからね。
軽自動車だって200万円くらいの価格のモデルがありますから、ライバル車において車両自体の性能が初代ヴェゼルを上回ることがあっても、コストパフォーマンスではヴェゼルがNo1でしょう。』
初代ヴェゼルのこの口コミ・評価について異論を述べる人はいないだろう。
ちなみに、個別の装備に対する評価としては、以下のような口コミがある。
しかし、一度キーをオフにすると機能が解除されるので、乗車のたびにオンにするのは面倒です。』
高速道路などは疲労感が全然違います。』
「加速性能は普通だが燃費はよい」という評価が多い
初代ヴェゼルの燃費・走行性能を評価する際に抑えておきたいポイントとしては、初代ヴェゼルのエンジンはガソリン車・HV(ハイブリッド)車ともにフィットと同一ということだ。
これを理解しておかないと的外れな評価をすることになってしまう。
燃費は17~19km/lくらいで、車体の大きさを考えたら悪くないと思います。
ただ、発進時にEV走行のみの時間が短く、すぐにエンジンがかかってしまうので、ここをもう少し伸ばせたら燃費がさらに良くなると思います。』
ただ、パドルシフトを多用すると燃費は落ちますね。』
車両価格の安いガソリン車を購入しましたが、燃費は平均で14km/l程度走りますので、満足しています。
ネットの口コミにもありましたが、ガソリン代でHV車との価格差を回収することは難しいので、コスト重視ならガソリン車がおすすめです。』
以上のように従来のヴェゼルは動力性能でこれといった特徴がなく、この点はライバルに見劣りするという評価であった。
しかし、2019年1月31日にターボグレードの「ツーリング」が追加され、下記の口コミのように走りを重視するユーザーの期待にも応えられるようになった。
「ターボグレードなら加速も速い」との口コミ
加速などの走行性能にこだわる人にはよいと思います。』
ターボグレードのツーリングはパワフルということだけど、初代ヴェゼルのパワートレイン別最高出力を比較してみよう。
最高出力 (ps) |
|
---|---|
ガソリン
|
131
|
ハイブリッド
|
システム最高
152 |
ターボ
|
172
|
ターボはHVと比較して20ps、通常のガソリン車と比較して41psのパワーアップになっている。
数値的に見ても、劇的に速くなるということはないけだろうど、いくらかは違うだろうといった感じだね。
ただ、価格が高いという口コミが多いね。
ターボはFFのみだから、通常のガソリン車とFF同士で値段を比較してみよう。
グレード | 値段 (万円) |
---|---|
G
|
208
|
X
|
217
|
RS
|
248
|
ツーリング
|
290
|
※千円未満は四捨五入
確かにツーリングは圧倒的に高いね。
RSと比較しても40万円以上高いし、GやXとは約80万円も違うから、実際に試乗してみてターボの加速感を確かめてから選べばいいんじゃないかな。
以上が初代ヴェゼルの評価・評判に関する情報になるけど、良質な初代ヴェゼルの中古車を探すならズバット車販売がよいだろうね。