【中古車購入用】トヨタ50プリウスの評価・評判・口コミはこうなった!

【2022年追記】

この記事は、4代目プリウス(50系)が新車で発売されていた当時(2015年~2022年)に、新車購入者向けに執筆した記事です。

現在、4代目プリウス(50系)は終売となっていますが、この記事は削除せずに中古車購入者向けに一部だけ書き換えて残しました。

マイナーチェンジや一部改良により、年式によって新車価格・装備・グレード等が異なりますが、当記事は4代目プリウス(50系)最終型の情報になります。

トヨタプリウスを購入するにあたり、本やネットで情報収集するのは当然のことと言える。

しかし、最も知りたいのは、実際にプリウスを購入した人の感想ではないだろうか?

そこで、自動車業界に勤務する管理人が、あらゆる人脈を駆使して集めたトヨタプリウスの評価・評判・口コミを報告!

女

その前に、買い替えで処分する廃車があれば廃車買取専門店が断然有利であることを知っとかないと損するよ。

男

そんなお店があるんだね。

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デザインの評価・評判は意見が分かれる

過去3代のプリウスは比較的おとなしめで、いわゆるファミリーカーのような外観であった。

それが4代目となったプリウスは従来とは印象が大きく異なるデザインを採用した。

プリウスに限らず、フルモデルチェンジでデザインが大きく変わった際には賛否両論の意見が飛び交う。

そんなプリウスのデザインについて、評価・口コミを調査した。

【2018年12月18日追記】

4代目プリウス登場時、特にリアのデザインの評価が低く、2018年12月17日のマイナーチェンジで大きく変更されている。

「車高が低く、低重心でかっこいい」という口コミ

プリウスをパッと見たとき、まず「車高が低い」ことが印象に残りました。

プリウス 外観 評価

上記画像は左が「86」、右が「プリウス」ですが、比べてみるとその重心の低さがよくわかります。

プリウスの外観に様々な評価があるのは知っていましたが、この低さはスポーツカーのような印象を受けますし、走りにも良い影響与えますので個人的には良いと思います。


男

新型では先代と比べて運転席のヒップポイントが59mmも下がっているから、運転席からの視線や運転感覚が明らかに異なることがわかるよ。

「ヘッドライトの目つきが鋭くてエコカーらしくない」という評価も

プリウス 評価

ヘッドライトの目つきが非常に特徴的だと思いました。

これまではエコカーらしい優しい雰囲気でしたが、新型では目つきが鋭くなって攻撃的なスタイルに感じます。

ただ、このようなデザインは新型プリウスに限ったことではなく他の新型車も同様なので、時代の流れというか流行りだという認識です。

男

ヘッドライトについては2018年12月17日のマイナーチェンジで小変更されているよね。

マイナーチェンジ ヘッドライト

リヤのテールランプはイマイチという評判

プリウス 評判

リヤ周りは特にテールランプが特徴的です。

視認性が良く、遠くからでも一目でプリウスとわかりますが、この「ハの字」型のテールランプにはなじむことが出来ず、違和感を感じます。



男

特にテールランプの評価が分かれるね。

テールランプが横に長く延びるタイプはよくあるが、縦に長く延びるスタイルはミニバン以外では珍しいから、違和感を感じるという口コミもみかける。

【2018年12月18日追記】

4代目プリウスのリヤのデザイン(テールランプ)の評価・評判は著しく低く、2018年12月17日のマイナーチェンジで以下のように改良された。

マイナーチェンジ テールランプ

社長自らが「プリウスはカッコ悪い」との評価を下す

トヨタ自動車の豊田章男社長は、2015年8月26日、袖ケ浦フォレストウェイにおける囲み取材で「プリウスはカッコ悪い」と述べている。

社長自身が自社の車をそのように評価するくらいだから、やはりそのデザインには賛否両論があったのだろう。

男


外観の評価では、フロントは高評価でリアはイマイチという口コミが多い。

デザインは好みの問題であって明確な優劣がある性質のものではないから、自分の好みで判断していいんじゃないかな。

【2018年12月18日追記】

マイナーチェンジにおける最大のトピックスは、評判の悪かったリヤ周りのデザイン変更にあると言っても過言ではない。

これが変更されたことによって、口コミでは外装デザインの評価は改善しているようだ。

内装は概ね評判が良い

内装については満足している人が多いようだ。

ただし、プリウスに限ったことではないがこの価格帯の車を購入した人の口コミでは、必ずと言っていいほど「プラスチック感が強くて安っぽい」という評価を下す者がいる。

しかし、プリウスは高性能なハイブリッドシステムを備えているにもかかわらず、主要グレードは200万円台という価格設定なのだから、内装にそこまで高級感を求めるのは筋違いと言える

価格を考えれば十分な品質であると言えるだろう。

目に見えない感性的な部分まで妥協していないとの評価

プリウスは、ドアの開閉音といった感性的な部分にまでこだわりをみせており、購入者もこの点は満足しているようだ。

ドアの開閉音が重厚化して高級感があふれる。

細かいことだけど毎回のことだから所有する満足度は確実に上がっています。


男

ドアの開閉音の重要性はメーカーも認識しており、重厚感を出すために「リヤドアのフロント側にゴムシールを配して、フロントドアを閉めるときにはリアドアも同時に叩く構造にしました。そうすると、前と後ろを合わせた重いドアを叩くような質感となります」とのことであり、こだわりをみせている。

悪いところもなくはない

評価の高いプリウスの内装であるが、良いところばかりではなく、一部評価の悪い部分もある。

以下の3つの口コミが多く見られたので、気になる人は確認しておいたほうがよいだろう。

【革のシートは温度の影響を受ける】

グレードによってはシートが本革・合成皮革となっているが、夏は熱く、冬は冷たい。

シートヒーターがついているので冬の冷たさはすぐに緩和されるが、夏の熱さはどうにもできない。

本革・合成皮革は高級感があるということで上位モデルに採用されているが、実用性については下位グレードに採用されているファブリックに軍配が上がると思います。


【フロントコンソールトレイの色に注意】

上位モデルはフロントコンソールトレイが白であるが、これが洗面所っぽい。

内装 評判



男


メーカーは陶器をイメージしたという。

イメージ通りにはなったのだろうが、そのことが逆に評価を落としているようだ。

下位グレードでは色が黒であるためこのような不満はない。

【2018年12月18日追記】

口コミで評価の悪かった上記の白いフロントコンソールトレイは2018年12月18日のマイナーチェンジで廃止され、全グレードで黒(グレードによりピアノブラックの加飾あり)となった。

フロントコンソールトレイ 黒

【後部座席は狭い】

デザインから想像できますが、後部座席は天井が低く、やや圧迫感を感じます。

また、運転席からの後方視界も悪いので、バック時には少し気を使います。


男

低重心化・低車高化は走りや燃費に好影響を与える一方で、このような副作用もあるんだ。

これはプリウスに限ったことではなく、仕方がない。

装備に関する評価・口コミは悪いものもあり

装備はその人の使い方や好みにより評価が変わるので、代表的な口コミのみを紹介する。

レーダークルーズコントロールはかなり評判が良い

この装備があると疲労感が大きく軽減されます。

一般道では交差点や急カーブなどがあるのでうまく作動しないことがあり使用できる条件は限られますが、高速道路などではかなりの効果を感じることが出来るはずです。


男

Toyota Safety Senseにおけるこの装備についてはかなり評判が良く、悪い口コミをほとんど聞かない。



女

プリウスは最新装備が満載でその多くが高評価と聞くけど、逆に悪い評判も気になるわ。

男

それなら、あえて悪い評価の口コミを以下に取り上げるよ。

シンプルインテリジェントパーキングアシストは精度不足

これを使いこなすにはコツがいるようで、精度よく駐車するには車を停める位置や角度が限定されるようです。

私の場合は自分で運転して駐車するほうが楽に感じます。


男

プリウスでは、シンプルインテリジェントパーキングアシストのシステムが一新されている。

従来は駐車スペースをカメラで認識し、ドライバーが駐車位置を選択する必要があったが、今回は超音波センサーによる空間検出方法に変更された。

駐車したい空間の横を通過する際にシステムを作動させ、並列or縦列の駐車形態を選択するだけで、自動操舵による駐車支援が利用できるが、精度はまだ改善の余地がありそうだ。

暖房はやや弱い

プリウスというより、ハイブリッド車の宿命かもしれないですが、エンジンが止まっている時間の長いプリウスは、冬に暖房が効きにくく感じます。

燃費と暖房効果は相反する要素になるのは理解できますので、燃費の良さを考えたら我慢できる範囲ではあります。


男

暖房についてはプリウスも対策を講じているよ。

暖房にはエンジンの熱や排気熱によって暖められた冷却水の熱を利用するけど、この熱回収システムを一新している。

さらにフロントグリルに電動開閉式のシャッター機構を追加して、暖房時には外気をエンジンルームに入れないことで冷却水温の上昇を加速させるようにしたんだ。



男


それ以外にも細かい点では以下のような評価・口コミもある。

  • オートワイパーは少雨時の雨滴の感度が悪い。
  • オートハイビームはバイクや自転車の光源を感知できないので手動で切り替える必要がある。

2020年7月の一部改良で安全装備は大きく強化された

2020年の一部改良では安全装備が大幅に強化されたので満足。

特に、アクセルとブレーキを踏み間違えたときに急加速することを防ぐ装置(プラスサポート)は重宝しそう。



男

2020年7月の一部改良では、主に以下の改良が加えられた。

Toyota Safety Senseの強化
・プリクラッシュセーフティーの機能強化
・レーントレーシングアシストを採用
・ロードサインアシスト、先行車発進告知機能追加

インテリジェントクリアランスソナーを全車標準装備
駐車場などにおいてアクセル操作や踏み間違いで起こる衝突事故を回避・軽減する

プラスサポートを採用
進行方向に障害物がない場合でも、ペダルの踏み間違いを検知すれば加速を抑制。
男

上記の他、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントも全車標準装備となったよ。

燃費・走行性能の口コミは抜群に良い

実燃費は24~25km/lで誰もが高評価

普通の走り方で実燃費は24~25km/l。

この数字を基本に高速道路だと数値が伸び、市街地では悪化するという感じ。

ただ、一度の走行距離が短かったり、夏冬にエアコンを作動させると燃費は悪化します。


男

燃費については先代を大幅に上回り、悪い口コミはほとんどない。

モーターだけで走る領域が増え、先代はモーターのみで走れる速度が70km/hまでだったが、新型では110km/hまで拡大している。

先代に比べ、走行後にエンジンが始動するタイミングが遅くなっていることも感じ取れるだろう。

試乗しただけでもわかる走りの良さ

ハイブリッド車だから走りよりも燃費を重視したというのは先代までの話。

それは、先代ではトーションビームだったリヤサスペンションが、新型ではダブルウィッシュボーンに変更されているという事実からも明らかだ。

ダブルウィッシュボーンは重量も増えて燃費に悪影響を及ぼすだけではなく、部品点数が増えてコストも上昇する。

しかし、それでもあえて採用したところに「燃費だけのエコカー」から「燃費と走りを両立させたエコカー」へと脱却したプリウスの進化を感じ取ることが出来る。

多くの口コミや評価を見ても、燃費だけではなく、走行性能も評価は高い。

ハイブリッドカーということを感じさせない走り。

モーターだけの走行から速度が上昇してエンジンが始動したときのつなぎ目がわからず、実にスムーズ。

高速道路での合流などでパワーが欲しいときは、パワーモードにすれば明らかに加速が鋭くなり、逆に、燃費を稼ぎたいときはエコモードにすれば燃費が良くなる。

このモード切替による効果ははっきりと認識できるので、試乗しただけでもその良さはわかると思います。

総合評価

燃費よし、走りよし、性能よし、買わない理由がないのが4代目のプリウスと言ってよい。

特に、「低重心化」と「リヤにもダブルウィッシュボーンを採用した足回り」は、燃費だけのエコカーから走りにもこだわったエコカーへの脱却を果たしたと言うことが出来るだろう。

買って間違いのない車、それがプリウスだ。

笑

以上が4代目プリウス(50系)の口コミ・評価・評判に関する情報になるけど、良質なプリウスの中古車を探すならズバット車販売がよいだろうね。

ズバット車販売