初代トヨタシエンタ(中古車)の概要

初代シエンタ中古車

初代シエンタ(現在では中古車として流通)は、2003年~2015年までトヨタ自動車から発売されていたコンパクトミニバンである。

初代シエンタ車両概要
  • 1500CC
  • 3列シート(2人ー3人ー2人)の7人乗り
  • スライドドア

1996年に登場したホンダのミニバン「ステップワゴン」が大ヒットし、各社が追随して類似車種を販売。

しかし、市場からはもう一回り小さいコンパクトタイプのミニバンを求める声があり、それに応える形で、ホンダはモビリオ、日産はキューブ・キュービックを投入。

トヨタもシエンタを発売した。

なお、初代シエンタは以下の経緯を持つ異例の車だ。

  • フルモデルチェンジが12年間も行われなかった。
  • 2010年に、一旦、生産・販売が中止された後、2011年に生産・販売が再開された。

初代シエンタは2回のマイナーチェンジを行っており、当サイトでは初代シエンタの中古車を購入する方のために、販売期間により以下の3期に分類して時系列で車両の解説を行う。

  • 第1期(2003年9月~2006年5月)

    シエンタのデビューから初回のマイナーチェンジが行われるまでの期間。

  • 第2期(2006年5月~2010年11月まで)
    初回のマイナーチェンジが行われてから、生産・販売が中止されるまでの期間。
  • 第3期(2011年6月~2015年7月まで)
    生産・販売が再開されてから、フルモデルチェンジが行われるまでの期間(再開時に2度目のマイナーチェンジも行っている)。
シエンタ中古車はこんな人にお勧め!

初代シエンタの中古車は、コンパクトなファミリーカーが欲しいけど、車にお金をかけたくない人にはぴったりだ。

初期のモデルなら20~30万円程度で購入でき、100万円もだせば比較的高年式の車両が購入できる。

燃費が良いため、維持費も抑えられる。

価格を考えると安全装備も充実しており、日常の足として最適な相棒となるだろう。

初代シエンタ(中古車)第1期(2003年9月~2006年5月)の解説

ここに注目!2つのポイント

ポイント1
豊富な収納で、ママもにっこり

主

収納が19か所もあるから、家族でお出かけするときにも困ることはないだろう。

ファミリーカーとしてはチェックしておきたいポイントだ。

ポイント2
キャッチフレーズは「片手でポン!」。簡単シート格納

主

初代シエンタは、2列目、3列目シートが片手で簡単に格納できることが売りになっていた。

キャッチフレーズは「簡単、お気楽、片手でポン!」

2列目・3列目シートを徹底解説!

初代シエンタ中古車車内

2列目シート

2列目シートのポイント!
  • ベンチシート
  • 格納時は5:5に分割可能
  • 3人乗り
2列目シート

以下の通り、ワンタッチで簡単に格納ができるのがポイントである。

2列目シートの格納は頻繁に行われることが予想されるため、この使い勝手の良さは重宝されるだろう。

  1. 1.シートわきのショルダーレバーを倒す

    2列目シート1
  2. 2.背もたれが前方へ倒れると同時に、座面が持ち上がる

    2列目シート2
  3. 3.シートを前方へスライドさせる

    2列目シート3
  4. 3列目へ簡単アクセス!

    2列目シート4

3列目シート

3列目シートのポイント!
  • 左右独立タイプ
  • 2人乗り

見た目はペラペラだが、この薄さは格納時に優位性を発揮する。

2列目シート

以下の通り、3列目シートも2列目シートと同様に片手で簡単に格納ができる。

  1. 1.ショルダー部のロックの部を引いて背もたれを倒す

    3列目シート1
  2. 2.シートクッション部のロックを解除し、シートを前方へ押す

    3列目シート2
  3. 3.シートが3列目の足元へ格納される

    3列目シート3
ライバル車よりここが有利!
ミニバンの3列目シートは跳ね上げ方式が多いが、その方式だと荷室にでっぱりが生じたり、3列目の窓がふさがれて運転席から後方確認がしにくくなるデメリットがある。

初代シエンタの3列目シートは、クッションが薄い代わりに、3列目の足元に簡単に格納できるのはメリットと言える。

【ここには注意!】
3列目を格納するときは、2列目シートも格納しなくてはならない。

例えば、3列目の左側を格納するのであれば、2列目の左側も格納しておく必要がある。

【購入者の口コミ】
シートの格納は本当に片手でできて簡単楽ちん。

しかし、3列目のシートは薄いので乗り心地はあまりよくはないですね。

広さ的にも大人が乗れなくはないですが、大人が日常的に3列目に乗るのであれば、一クラス上のモデルも検討したほうがいいと思います。

この点については車両価格の安さや排気量(車体の大きさ)を考えると妥当かと思います。

シートアレンジが気になる!

初代シエンタ中古車のシートアレンジのポイントは、2列目・3列目シートの左右それぞれが片側ずつでも倒せることだ。

これにより、豊富なシートアレンジが可能となっている。

ハーフラゲージモード

後席に乗員を乗せながらも長尺物を積載するときのモードである。

サーフボードなどのアウトドア用品は尺の長いものが多いが、そのような場合にも対応できる。

ハーフラゲージモード
フルラゲージモード

2列目・3列目を格納し、最大の荷室スペースを確保した時のモードである。

これだけの空間があれば、かなり大きな荷物も運搬できる。

フルラゲージモード
【参考】

シートを全く格納していないときの3列目後部のラゲージスペース。

なかなかの広さが確保されている。

初代フリード中古車荷室
1-2列カウチソファモード

1列目と2列目を結合させたパターン。

ゆっくりと横になってくつろぐことが出来る。

1-2列カウチソファモード
2-3列カウチソファモード

2列目と3列目を結合させたパターン。

3列目シートの横幅が狭いので、1-2列目の結合ほどゆったりはできないが、走行したまま後席で横になることが出来る。

2-3列カウチソファモード

収納スペース徹底解剖!

ファミリーカーにとって収納は気になるところ。

初代シエンタは、ボディーはコンパクトでもしっかりとした収納が確保されている。

収納
大きめの荷物用
  • フロアボックス
    フロアボックス

    2列目の足元の下に大きめのスペースが確保されている。

  • 車検証入れ
    車検証入れ

    車検証や書類などが入れられる。

  • 助手席シートアンダートレイ
    助手席シートアンダートレイ

    靴などをしまうことができる。

  • デッキアンダートレイ
    デッキアンダートレイ

    3列目シート後部のラッゲージスペースのボード下。

    子供の遊び道具なども収納できる。

  • フロアトレイ
    フロアトレイ

    運転席と助手席の間のスペース。

    ティッシュなどの箱物がおける。

  • マルチボックス
    マルチボックス

    ダッシュボード中央下部のスペース。

    取り外しが可能であり、ごみ箱として利用することを想定している。

  • アッパーボックス
    アッパーボックス

    助手席前ダッシュボードのスペース。

    ボックスティッシュを入れるのに最適だ。

小物入れ
  • スカッフインナートレイ
    スカッフインナートレイ

    フロント席のシートサイド下に、折り畳み傘を収納できる。

  • 運転席アンダートレイ
    運転席アンダートレイ
  • 運転席サイドトレイ
    運転席サイドトレイ
  • 助手席プルハンドル
    助手席プルハンドル
  • コインケース
    コインケース
ドリンクホルダー
  • 助手席カップホルダー
    助手席カップホルダー
  • 運転席カップホルダー
    運転席カップホルダー
  • リヤドアボトルホルダー
    リヤドアボトルホルダー
  • デッキサイドポケット
    デッキサイドポケット
ポケット類
  • 助手席ワイドフリーラック
    助手席ワイドフリーラック
  • フロントドアポケット
    フロントドアポケット
  • シートバックポケット
    シートバックポケット

内装は2色!

ここがポイント!
初代シエンタの内装は以下の2色が選択できた。

  • ライトイエロー
  • ダークブルー
ライトイエロー

どちらかというと、シエンタにはこちらのほうがイメージに合う色だ。

市場に出回っている中古車もこの色が多い。

内装 ライトイエロー 運転席
内装 ライトイエロー 車内
ダークブルー

シックで男性向きの色。

内装 ダークブルー 運転席
内装 ダークブルー 車内

ボディーカラーは全9色

シエンタのようなコンパクトファミリーカーには明るい色が似あう。

しかし、中古車の場合、同年式同程度の車両でも色によって価格が異なる。

色にこだわらないなら、後述する不人気色を選べばいくらか安く購入できる。。

アクアマイカメタリック
ラベンダーマイカメタリック
ホワイトパールクリスタルシャイン
ライトイエロー
ホワイト
ブラックマイカ
ブルーマイカ
スーパーレッドⅤ
シルバーマイカメタリック

中古車購入時に確認したい装備はこれだ!

中古車の場合、グレードごとに標準装備が異なるだけではなく、それぞれのグレードに用意されたオプションの装着状況も各車両ごとに異なる。

そこで、中古車購入時に確認しておきたい装備をランキング形式で発表!

シエンタのグレード
装備を確認する前に、シエンタのグレード構成を把握しておく必要がある。

初代シエンタのグレード構成は極めてシンプルだ。

数値が大きくなるほどグレードが高くなる。

  1. X Eパッケージ 137万円
  2. X        149万円
  3. G        165万円

上記はFFの価格である。

XとGには4WDも存在し、FFに対して19万円高である。

  1. パワースライドドア

    パワースライドドア

    ミニバンであったら便利だと思う機能はこれだろう。

    運転席スイッチ、キー、ドアハンドルの3つで自動開閉できる。

    Gのみに標準装備

    ただし、助手席側のみ。

  2. バックガイドモニター

    バックガイドモニター

    カラーのバックモニターに音声ガイダンス機能がついている。

    車庫入れや縦列駐車をモニター画面と音声でサポートしてくれる。

    これは、28.6万円もするメーカーオプションナビに付属する機能であり、購入する中古車にこのナビがついていたらラッキーだ。

    G、Xにオプション設定

  3. スマートキー

    スマートキー

    キーを取り出さなくてもドアハンドルに触れるだけで施錠開錠ができる。

    Gに標準装備

  4. 電動式チルト&スライドムーンルーフ

    電動式チルト&スライドムーンルーフ

    これがあると、開放感がまるで違う。

    春や秋などのさわやかなシーズンに開けて走れば、開放感が倍増するだろう。

    G、Xにオプション設定

  5. スライドドアイージークローザー

    スライドドアイージークローザー

    ミニバンのスライドドアは、勢いをつけないと半ドアになったりしてしっかりと閉まらない。

    スライドドアは重いのでこの機能があればだいぶ楽になる。

    G、Xに標準装備

これも便利!
【ミラー付きシースルーサンバイザー】

ミラー付きシースルーサンバイザー

サンバイザーを使用すると、信号が見えなくなってしまうなど、視界が遮られる。

しかし、シエンタのサンバイザーはシースルーになっており、サンバイザー越しに信号が見えるようになっているのだ。

全車標準装備

【購入者の口コミ】
それほど大きくないスライドドアだったので、電動タイプではないモデルにしましたが、手に荷物を持っているときもあるし、スライドドアも思ったよりは重かったのでパワースライドドアにすればよかったと少し後悔。
【各グレードごとの標準装備・オプション装備詳細一覧】

「自分が購入予定のグレードにはどのような装備が標準装備で、オプションはどんな選択肢があったのだろうか」ということは非常に気になるに違いない。

そこで、初代シエンタ(2003年式~2015年式)のメーカーカタログのpdfファイルを示す。

ここには、グレード別の標準装備やオプション装備が全て記載されている。

デビューから1回目のマイナーチェンジまで(2003年~2006年)
1回目のマイナーチェンジから一時販売停止時まで(2006年~2010年)
2回目のマイナーチェンジからフルモデルチェンジまで(2011年~2015年)

走行性能・燃費について

エンジンは新開発(当時)の1NZ-FE VVT-i搭載

エンジン

初代シエンタに搭載されたエンジンは、エンジンの摩擦抵抗低減により、低燃費と高出力を同時に達成。

FFで110馬力、4WDで105馬力を発揮し、7人乗りの車としても十分な動力性能が確保されている。

それに加え、変速機はSuper CVT(FF)、Super ECT(4WD)を採用しており、スムーズな走行が可能となっている。

燃費はクラストップレベル

10・15モード
(km/l)
実燃費
(km/l)
FF
19.0
約12~13
4WD
14.0
約10~11

上記のとおり、シエンタは1500CCでありながらも、FFで実燃費が12~13km/lもある。

これは当時の軽自動車と比べてもそれほど大きな差がなく、クラストップレベルというトヨタのうたい文句に異論はない。

【購入者の口コミ】
エンジンの回転数を抑えて燃費を稼ぐためか、発進時のエンジン回転数がなかなか上がらず、出足がもたつく。

パーシャルで加速するときも、エンジンの回転数がガクッと落ちる感じになり、このCVTの特性は結構気になる。

その代わり、燃費は抜群に良くて、流が良いときは街乗りでもリッター15kmくらい走る点は◎。

それから、車内の音はとても静かで、この価格の車にしてはかなり上出来だと思う。

ハンドル操作が非常に軽いのは好みがわかれるところ。

実は安全性能も高い

中古車といえども安全性能は確保しておきたい。

初代シエンタは豊富な安全装備が採用されており、このクラスの中古車としては安全性能は高いと言える。

EBD付ABS(ブレーキアシスト付き)

ABSがタイヤのロックを防ぐものであることは言うまでもなく、これについては装着が常識となっているが、シエンタはこれにプラスしてEBDを搭載している。

EBDとは、車の走行状況に応じてブレーキにかける力を前後・左右の車輪に適切に配分する仕組みである。

カーブ時における急ブレーキは車体がスピンする原因となるが、このようなことを未然に防ぐ機能だ。

それに加え、ブレーキを強く踏んだ時にプラスアルファの制動力を発揮してくれる「ブレーキアシスト機能」も搭載されている。

全車標準装備。

EBD付きABS
SRSサイドエアバッグ

車輛前方の衝撃に対するエアバッグは当時としても装着は常識であったが、シエンタは側面からの衝撃にも乗員を保護するサイドエアバッグも用意している。

G、Xにオプション設定。

エアバッグ
頭部衝撃緩和構造

事故による衝撃の際、フロントピラー、センターピラー、ルーフサイドレール等において衝撃を吸収する構造となっている。

全車に採用。

頭部衝撃緩和構造
その他全車に採用されている安全装備
  1. 歩行者障害軽減に配慮したボディー
    万が一、歩行者と接触する事故があった際、歩行者への衝撃を緩和するようにバンパーやフェンダー内に衝撃吸収材や衝撃吸収スペースが設けられている。

  2. プリテンショナー&フォースリミッター機構付きシートベルト
    前席には、衝突時の強い衝撃を感知した際にシートベルトの巻取り拘束効果を高めるプリテンショナー機構、さらに、シートベルトによる乗員の胸部への衝撃を緩和するフォースリミッター機構を採用している。

  3. 衝突安全ボディーGOA
    トヨタお得意のGOA。
    あらゆる角度からの衝突に対し、乗員を守る。

特別仕様車「Xリミテッド」の販売

2004年12月に「X」グレードをバージョンアップさせた特別仕様車「Xリミテッド」が販売されている。

トヨタシエンタ Xリミテッド

「X」に対する主な追加装備・変更点は以下のとおりだ。

  • パワースライドドア(助手席側)
  • HIDヘッドライト
  • シート表皮・トリム表皮を変更
  • 外側ドアハンドルをメッキ加工
  • ホイールキャップに専用塗装

同時に、上記に対し専用ナビを装備した「Xリミテッド ナビパッケージ」も販売されている。

シエンタXリミテッドの価格
グレード 価格
(万円)
Xリミテッド
FF:163
4WD:183
Xリミテッド
ナビパッケージ
FF:176
4WD:196

初代シエンタ(中古車)第2期(2006年5月~2010年11月)の解説

2006年5月に1回目のマイナーチェンジが行われた。

このマイナーチェンジによる変更点は、ほとんどが外装に関するものであり、装備などの性能面にはほとんど変更がない。

マイナーチェンジによる主な変更点は以下のとおりだ。

  • フロントバンパー・グリル・ヘッドライト・リヤコンビネーションランプ・ホイールキャップ等の外観
  • ボディーカラーの追加変更
  • ドアミラーにサイドターンランプを全車に標準装備
  • シート表皮にフレシード加工
  • 「X Eパッケージ」グレードを廃止
  • 新たに「X Sエデション」を設定

変更になったボデイーカラーの紹介

マイナーチェンジでボディーカラーの変更が行われ、以下の改廃が行われた。

【廃止になった色】

  • ホワイト
  • ラベンダーマイカメタリック
  • ブラックマイカ

【新たに設定された色】

  • グレーメタリック
    グレーメタリック
  • ライトグリーンメタリック
    ライトグリーンメタリック
あえて不人気色を狙うのもあり

廃盤になった上記3色は、不人気色ということだ。

色は好みの問題であるのだから、自分が気に入れば不人気色であっても何も問題はない。

中古車ならば安く購入することができるのだから、あえてそれを選択するという手もある。

新グレード シエンタ「X Sエディション」

マイナーチェンジで新たに設定された新グレードの「X Sエディション」は、「X」に対してエアロパーツを装着したエアロモデルである

主な装着パーツは以下の通り。

カラードフロントスポイラー

カラードフロントスポイラー

カラードリヤバンパースポイラー

カラードリヤバンパースポイラー

カラードサイドマットガード

カラードサイドマットガード

専用グレー内装色

専用グレー内装色

ドアハンドルメッキ加工

ドアハンドルメッキ加工

グレード 価格
(万円)
X Sエディション
FF:166
4WD:186

特別仕様車 シエンタXリミテッドの販売

2007年6月、Xをベースにした特別仕様車「Xリミテッド」を販売した。

シエンタXリミテッド

Xに対する主な変更点は下記の通り。

  • 助手席側にパワースライドドア
  • オプティトロンメーター装備
  • 内装色がグレー
  • シート&トリム表皮がダークグレー
グレード 価格
(万円)
Xリミテッド
FF:161
4WD:181

2010年11月~2011年6月まで販売中止

シエンタは2010年11月で販売が中止されており、デビュー以来、一度もフルモデルチェンジがされることなく、その歴史に幕を閉じる予定であった。

しかし、シエンタの代替車種として販売されたパッソセッテの販売が大不振のため、2011年6月にシエンタを復活させたという経緯がある(マイナーチェンジを行った上で復活させている)。

一度販売終了となった車が短期間で復活するというのは極めて異例のことだ。

パッソセッテはシエンタと同車格の車であったが、後部ドアがスライドドアではなくヒンジドアであったことが販売に影響したと考えられ、ミニバンにおけるスライドドアの重要性を認識させられる出来事と言える。

初代シエンタ(中古車)第3期(2011年6月~2015年7月)の解説

初代シエンタ中古車マイナーチェンジ後

一度は生産中止になったシエンタにマイナーチェンジを施して復活させた。

主な変更内容は以下のとおりである。

  • FF車は、エンジン・トランスミッション、オルタネータなどの制御を改良
  • ヘッドライトやフロントバンパー等、外観のデザイン変更
  • カラーバリエーションの追加・廃止
  • シート表皮のデザイン変更
  • アナログメーターのデザイン変更
  • ステアリングにシルバー加飾
  • 「X Sエディション」「Xリミテッド」グレード廃止
  • 新グレード「ダイス」「X Lパッケージ」設定

※「X Lパッケージ」は、「X」に対してHIDヘッドライト及び助手席側パワースライドドアを装着している点が主な相違である。

新たに設定された「シエンタダイス」ってどんな車?

シエンタダイス中古車

今回のマイナーチェンジで新たに設定された「ダイス」というグレードは、これまでにないタイプのグレードである。

シエンタのデザイン面は、これまでのモデルは全て丸目型の可愛らしいものであったが、このダイスは角目型の力強いデザインとなっている。

デアインが可愛らしくて男性では乗りにくいという声があり、それに対応したものとみられる。

機能的には従来モデルとの差はほとんどなく、主に内装・外装が異なる。

主な装備は以下のとおりだ。

シエンタダイスの装備
  • ダイス専用のフロントバンパー&グリル、ヘッドライト、リヤコンビネーションランプ
  • ダイス専用塗装のホイールキャップ
  • ダイス専用アナログメーター
  • 本革巻き3本スポークステアリングホイール

全グレードの価格とボディーカラー

2003年のデビューから時間がたっておりグレード等がわかりにくくなってきているだろうから、ここで2011年6月時点における全グレードの価格と全ボディー色をまとめる。

シエンタの全グレードと価格

グレード 価格
(万円)
FF:157
4WD:175
X Lパッケージ
FF:165
4WD:183
ダイス
FF:167
4WD:185
G
FF:179
4WD:197

シエンタの全ボディーカラー

今回のマイナーチェンジにおいても、前回と同様に色の追加・廃止が行われている。

なお、ダイスとそれ以外のグレードではラインナップが異なることに注意が必要だ。

ダイス以外の全グレード
グレーメタリック
シルバーマイカメタリック
スーパーレッドⅤ
ホワイトパールクリスタルシャイン
マルーンブラウンマイカ
ライトグリーンメタリック
ライトブルーマイカメタリック
ダイス
グレーメタリック
シルバーマイカメタリック
スーパーレッドⅤ
ボルドーマイカメタリック
ホワイトパールクリスタルシャイン
ライトブルーマイカメタリック

特別仕様車の販売

ダイスリミテッド

シエンタダイスリミテッド

2012年4月に、「ダイス」をベースにした特別仕様車「ダイスリミテッド」を販売した。

ダイスとの主な違いは以下のとおりである。

  • 助手席側にパワースライドドアを装備
  • オートエアコンを採用
  • 前席にアームレスト設置
シエンタダイスリミテッドの価格
グレード 価格
(万円)
ダイスリミテッド
FF:176
4WD:193

ダイスG

シエンタダイスG

ダイスリミテッド発売から約1年半後の2013年9月、ダイスの特別仕様車「ダイスG」を販売した。

ダイスとの主な違いは以下の通り。

  • 助手席側にパワースライドドアを装備
  • オートエアコンを採用
  • 前席にアームレスト設置
  • 赤外線カットウインドシールドグリーンガラス
  • 本革巻きシフトノブ
  • 内装の一部にピアノブラック塗装
  • シートバックポケット(運転席・助手席)
  • 助手席シートアンダートレイ
シエンタダイスGの価格
グレード 価格
(万円)
ダイスG
FF:181
4WD:194
ここもチェック!
シエンタダイスGが販売された2013年9月には、従来モデルも一部改良が行われた。

  • VSC(横滑り防止)&TRC(タイヤ空転防止)を全てのFF車に標準装備
  • プロジェクター式ヘッドランプを全車に採用

初代シエンタ中古車価格相場【2018年上半期】

初代シエンタは12年間も販売されたため、高年式から低年式まで幅広く存在しており、中古車における選択肢の範囲は広い。

初期のモデルは20~30万円でも購入が可能となっているが、車両の程度もしっかりと見極める必要がある。

 

年式 中古車価格
最多価格帯
(万円)
2015年
130万円台
2014年
110万円台
2013年
110万円台
2012年
100万円台
2011年
80万円台
2010年
70万円台
2009年
50万円台
2008年
40万円台
2007年
30万円台
2006年
30万円台
2005年
20万円台
2004年
10万円台

ライバルのフリードと比較せよ!

シエンタのライバルと言えばホンダのフリードだ。

シエンタの中古車を考えているのであれば、こちらも検討すべきだろう。

下記ページを見て大いに検討していただきたい。

フリード中古車の中古車価格相場・燃費・内装・口コミ・評価を徹底解説!